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こだま通信「春はどこからやってくる?」2020年3月

  • 執筆者の写真: 麗佳 小野
    麗佳 小野
  • 2024年11月13日
  • 読了時間: 2分

ママのための自然と遊ぶ『はじめのいっぽ』

春はどこからやってくる?


もうすぐ春分。昼と夜の長さが同じになる頃、春本番がやってきます。さて、ここで問題。『春はどこからやってくるでしょうか?』…


実は、春は「足下」からやってきます。

実は足下にはすでに春がやってきていて、1月にはフキノトウが芽を出し、2月には茶色だった草の葉に新芽の緑が加わり、3月頭にはすでにお花畑のように雑草が花を咲かせているのです。気がついていましたか?


花が咲けば虫が集まります。

虫が集まってくれば、冬眠していたカエルや虫を食べる大きな虫が集まってくるのです。

その頃には木々も芽吹き、小鳥がキレイな声で鳴き始め、結婚相手を見つけて子育てを始めます。そうやって季節はどんどん移っていきます。季節の移ろいを感じるのに、わざわざ森に出かける必要はありません。庭先で、公園で、川沿いのお散歩道で十分です。


自然を楽しむコツの1つが五感を働かせること。

色とりどりの花を見つけ匂いをかぎ、テントウムシを手に乗せてモゾモゾ感を楽しみ、小鳥のホーホケキョという声にパートナーが見つかりますようにと祈りを込めて、取ってきた野草で天ぷらでも食べてみる。

そんな時間を我が子と共有できる。子どもが小さいうちだけの親子の楽しみ、皆さんもいかがですか?


(自然ガイド REX)

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