こだま通信「食べることも遊ぶこと」2022年3月
- 麗佳 小野
- 2024年11月13日
- 読了時間: 2分
ママのための自然と遊ぶ『はじめのいっぽ』
食べることも遊ぶこと
冬の間、クマやカエルは冬眠し、木々は葉を落とし、草は葉を枯らし種や根だけになり、小鳥たちや獣は寒い森の中で少ない食料を探しながら、寒さに耐えて春を待ちます。ほとんどの生き物は春になるのを心待ちにしています。
人も同じです。寒い季節は外で遊びにくいですね。春になり暖かくなると、草花が咲き、小鳥がさえずり、冬眠していた動物たちが目覚めます。クマは冬眠後フキノトウをよく食べると言われています。体内の毒素を排出する作用があるそうです。
クマを見習って、今年の春は、フキノトウなどの野草を食べてみませんか?
タンポポの花はがくもそのまま天ぷらにすると美味しいです。2~4歳当時、野草どころか野菜すらほとんど食べなかったうちの子たちも、タンポポの花の天ぷらはよく食べました。
自分で採って食べるという過程がよかったんだと思います。
野草はハードルが高いとい人は、旬の野菜や魚でも構いません。
その時も、一緒に買うところからこどもに選ばせ、一緒に調理することが大事です。
旬のものを食べることも遊びになります。季節を感じる遊びを、ぜひ子育てに取り入れてみてください。春だね、夏だねという会話自体が、子どもたちにとって大事な原体験になっていきます。
(自然ガイド REX)
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