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こだま通信2025年6月「水につかると全身で自然を感じることになる」

  • 執筆者の写真: 麗佳 小野
    麗佳 小野
  • 8月25日
  • 読了時間: 2分

ママのための自然と遊ぶ『はじめのいっぽ』

    水につかると全身で自然を感じることになる

 

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急に気温があがってきましたね。暑い…

自然に合わせて季節を楽しむのは自然と遊ぶ第1歩です。なので、暑い夏は暑い時にしかできないことをするチャンスなのです。暑いから水に入る、これが自然ですよね。お子さんが小さいうちは、まずは足首まで水につかれれば十分。浅間大社や原田公園の水遊び広場、稲子川温泉ユートリオの前の河原も足首くらいまでの浅いところがあります。もう少し大きくなってきたら、市営プールや興津川や佐野川、福士川などのキャンプ場を利用するのもおすすめ。デイユースで水遊びだけ楽しむこともできます。


足首だけでも全身でも水につかると、冷たいという温度、深さによって水温が違うということ、流れがあるということ、それに逆らうと歩きづらいということ、自然の地面は平ではないこと、水に潜ると音が違って聞こえること、潜ると息ができないこと、川や海ではそこに生き物が住んでいるということ、それらを誰の解説を聞かなくとも子どもたちは全身で理解していきます。


大人には同じように見える水遊びでも、毎回違うことを発見しているのです。その経験があってこそ、理科の学習もその後の自然へのまなざしも頭ではなく心でわかっていくのだと思います。子ども時代の経験は何にも代えられない貴重なもの。大人が子どもにしてあげられる大事なプレゼントだなと思いながら今日も川や海に子どもを連れだす毎日です。


(自然ガイド REX)

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